春を掘り起こせ!
「地面出し競争」は、山形県大蔵村の旧肘折小・中学校の雪上運動会で28年間継承されてきた伝統ある名物競技です。
2009年に学校が閉校したため、総合型地域スポーツクラブ「Oh!蔵SPORT」が主体となり「地面出し競争 WORLD CUP in Hijiori」として2010年に第1回大会を開催。
年々参加チームが増え、外国人チームを含め、40チーム約200名以上が参加する大会になりました。
競技の目的は「いかに速く雪を掘って地面を出すか」。
スコップとスノーダンプを駆使して、時には4メートルにもなる積雪を掘り、地面を出し、土を届けるまでの時間を競います。
単純にしてちょっとアホらしい。が、やってみると実は奥が深い競技なのです。
大会前日には前夜祭も開催。肘折温泉に宿泊しながら参加者との交流もお楽しみください。